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主な副作用と注意点

ニンラーロ®治療(経口3剤併用療法)の副作用

ニンラーロ®治療(経口3剤併用療法)を受けているときに、以下のような症状がみられることがあります。何らかの不調がみられたら、すぐに医師、薬剤師、看護師に連絡してください。

主な副作用とその症状

比較的起こりやすい副作用に、次のようなものがあります。

下痢
下痢が起こり、持続することがあります。
血小板減少症(けっしょうばんげんしょうしょう)
歯ぐきから出血したり、鼻血が出たりすることがあります。あざができることもあります。
末梢神経障害(まっしょうしんけいしょうがい)
以下のような症状が新たに出現したり、ひどくなったりすることがあります。
  • チクチク感、ピリピリ感
  • しびれ
  • 痛み
  • 手足が燃えるように熱い
  • 手足に力が入らない
末梢性浮腫(まっしょうせいふしゅ)(むくみ)
腕、手、脚、足首がはれたり、むくみで体重が増えたりすることがあります。
吐き気、嘔吐(おうと)
吐き気が生じたり、実際に吐いてしまったりすることがあります。
発疹、かゆみ(ほっしん)
発疹が新たに出現したり、ひどくなったりすることがあります。
好中球減少症(こうちゅうきゅうげんしょうしょう)
細菌などに感染しやすくなり、突然の高熱や寒気、のどの痛みなどの症状がみられることがあります。
貧血
動悸(どうき)や息切れ、めまいや頭痛、だるさ、疲労感、ふらつきなどの症状がみられることがあります。また、顔色がくすんだ色になったりすることがあります。
便秘
便通がない状態が続くことがあります。
疲労
疲れやすくなることがあります。
不眠症
寝つきが悪くなったり、眠りが浅くすぐに目が覚めたりすることがあります。
筋肉の痙攣(けいれん)
こむらがえりが起こることがあります。

日常生活で気をつけること

ニンラーロ®治療(経口3剤併用療法)を受けているときは、以下の点に気をつけて日常生活を送るようにしましょう。

感染症を予防する
感染症にかかりやすい状態になっているので、こまめにうがいや手洗いをしましょう。
なるべく人ごみを避ける、マスクの着用なども効果的な予防法です。
また、医師より白血球が少なくなっていると言われている期間は、なまものはなるべく食べないようにしましょう。
末梢神経障害がみられる場合には、以下の点に気をつけましょう
コップを落としやすくなったり、やけどをしやすくなったりするので気をつけましょう。
手袋、靴下を着用し、冷たいもの、熱いものに直接触らないようにしましょう。
また、転倒しやすくなったりするので気をつけましょう。歩きやすい靴を履く、手すりを利用するなどの工夫をしましょう。
けがに注意する
出血しやすい状態になっていることがあるため、けがに注意しましょう。
手がしびれているときには、料理で包丁などを使うことは、なるべく控えましょう。
栄養バランスのとれた食事をする
多くの種類の食べ物からバランスよく栄養をとることは、免疫機能の向上に役立ちます。
激しい運動を控える
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は気分転換のためにもおすすめですが、激しい運動は控えるようにしましょう。
十分な休息をとる
十分な休息をとることは、免疫機能の向上に役立ちます。
妊娠を控える
男性も女性も治療中および治療後90日間は性交渉を控えるか、有効な方法で避妊するようにしましょう。

何かわからないことがあれば医師、薬剤師、看護師に相談してください。

監修:名古屋市立大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科分野 教授 飯田真介 先生